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1月

去年12月に行った里子支援で得た子供達の言葉や書き物を、翻訳しなければなりません。それで、普段から何か手伝う事は無い?と言ってくれている有志のボランティア学生達を集め、翻訳カフェミーティングを行いました。

 

人によって作業の仕方は様々だと思いますが、たくさんの翻訳を一度に請け負うとプレッシャーを感じたり気が滅入ったりするかも知れません。それで皆で集まり、ドリンクを楽しみながら翻訳に取り組んでもらう会をもったのです。

 

英語が堪能な子もいれば、まだ上手ではないけど、触れる機会を増やして上達したい、という学生もいますから、お互いに教え合いながら進めてもらいます。学生達にとっても経験値をあげる機会となりました。

3月

カンボジアの政府行政学校に協力し、政府高官による日本でのGlobal Leadership Trainingプログラムの進行をお手伝いしました。海外の行政機関や市民が社会問題の解決、社会のより良い発展の為にどのように取り組んでいるかを見学する事を目的としています。

 

これは今年第1回目の履修コースになります。京都から始まり、山口市、下関市、北九州市を6日間で横断しました。

 

山口市はNew York Times発表の「2024年行くべき52都市」のうち第3位に選ばれています。その観光業や町の在り方について見学しました。下関は港町。その地理や名産の活かし方、商店街を盛り立てる取り組みなど、唐戸商店街や唐戸市場、市営の水族館を回りながら観察しています。火消鯨では市民の安全対策への取り組み方を伺いました。

 

 

北九州市は工業の発展が早かった事から、公害対策や環境保全などへの意識の高まりも早かったようです。行政と市民、そして企業が一丸となって人と自然がうまく共存した社会を実現されている様子を学びました。

 

 

地元の魅力をどう活かすか、工業と自然環境の共生をどう実現するか…資源や課題、取り組み方はその地その地で異なります。ご一行の皆さんの自国での担当地区のより良い発展の為に、多くを参考にして頂ければ幸いです。

 

4月

政府高官による日本でのGlobal Leadership Trainingプログラムの第2グループも来日され、履修コースが無事終了しました。

第2グループは大阪の花博記念公園から始まり、京都、広島、山口を回りながら、自然の中で生活や産業を豊かにする様、その地の特徴を伝統工芸にしたり観光産業に転換しながら文化を守る様子を見ました。

 

 

平和資料館、平和公園では一同が世界平和への祈りを捧げ、特に広島、下関においてはリーダーのあるべき姿をあらゆる角度から考察する事ができました。